俺はこれについては猛烈に反対したい。こんなもの絶対に作ってはならない。個性とは、遺伝子と環境があってこそできるもので、同じものなど作ることはできない。
例えば、自分のクローンが作られたとしよう。それがアメリカで育てられれば、すでに自分のクローンは母国語を英語としているため、自分と同じではなくなる。
臓器移植のドナーとして無頭の奇形のクローンを作ろうという考えがあるが、これも絶対反対である。「障害者について」でも書いたが、なんであれ、生き物である。むやみに殺してはならないし、自分の利益だけで生命をどうにかしようなどもってのほかである。無頭でも重度の障害となっているが生かそうと思えば生かせるのである。それを臓器移植のドナーとして使うということは、植物状態になってしまった人を勝手にドナーにするのと一緒の事ではないだろうか?それにただでさえ人口が爆発しているこの時代にこれ以上増やしてどうしようというのか?クローン牛などを作っても育てるのに結局他の牛と同じようにエサを与える必要があるし、同じ遺伝子ということは免疫系も同じと考えられるし、環境への適応力も同じであろう。もしその牛たちを標的とした病気が広がればクローン牛はあっという間に全滅してしまう。また、これは進化を止めてしまうということも考えられるし、優秀な遺伝子だけ残してはあとは消してしまうという、ナチス的な考えにもつながるのではないだろうか?そうなると遺伝子レベルでの差別が始まると思われる。こんな無駄な事をしていいわけがない。確かに臓器移植などでは有効な手段かもしれないが、これ以上医療技術を伸ばして命を長らえさせ、高齢者を多くしたり人口を増やす意味があるのだろうか?自然をもっと傷つけていくのではないだろうか?