一時期一般家庭の食卓を脅かしたコノ病気・・・・ん〜最近のメディアってのは変わり身が異常に早いですなぁ・・・・もう遠い過去の出来事のようです。まだまだ研究は続いているのであります。今から書くことも前に教えて貰った事なので、他のHPなどで最新情報を自分たちで取り入れるよう努力してください(笑)
まずは狂牛病の説明から、っていうか説明の必要ないかな?爆。牛が狂うっと・・・死。うそうそ・・・。マジな話に切り替えますと・・・BSE:牛海綿状脳症で、プリオンというタンパク質が原因です。通常の感染症と呼ばれるものとしては生物(もしくはウイルス)の増殖によって引き起こされますが、これはちょっと特殊でプリオンタンパクという分子が病気を引き起こすものです。そう!!分子であって物なわけ!!いわゆる水銀中毒やらなんやらに近いっぽいのですが、実は内部を覗きますとそれはそれは生物由来の感染症に似ているわけで・・・・だって感染していくんだからそうでしょ?重金属イオンや化学物質による病気はある一定量を超えなければ発症しませんから・・・・これは別で増殖していくのです!ここが怖いところ・・・。
このプリオンというのは脳などに多く含まれ正常な状態なものはα−へリックス構造というヒモをラセンにしたような形をしております。これは異常などを起こすことはありません。でだ、異常なプリオンはα−へリックス構造ではなくβ−シート構造をしているのです。このβ−シート構造というのはヒモをヘビのように行ったり来たりさせた構造でまさにシート(板)状になっております。で、このβ−シートの異常プリオンがα−へリックスの正常プリオンにファンデルワールス力なる分子同士の力によってα−へリックスをβ−シート構造にしてしまいます。つまり、異常なプリオンが増えているように見えるわけですな。これは安定しているのでどんどん脳内で溜まっていって細胞が死んでしまいます。死んだ脳細胞はスポンジ状になってしまいます。
そして、このβ−シート構造は安定しているので熱をくわえても変化しにくく、さらに食べても胃酸などでバラバラにされにくいわけです。通常タンパク質はアミノ酸まで分解されて消化され吸収されるわけですが、どういうわけか、このでっかい分子のまま吸収されるようです。なにか他の吸収経路を通っているらしいですが、そこら辺はよく解っていないようです。また、動物では異常プリオンを大量に与えるとBSEになることが解っていますが、人間では実験するわけにはいかないので(^^;)よくわかっていません。
もともと、この病気は牛に牛のタンパク質を与える・・・つまり草食動物に栄養価の高い肉を与え肉食にさせるという自然界にあり得ないことを人間がしたため感染したと言われます。いやぁ〜やっちゃいけないことはやらないことですな・・・・。新たな感染経路を人間が造ったと言うわけです。似たようなものに人間のおかげで新しく感染した経路として非加熱製剤などがありますよね?血友病の患者が非加熱製剤を使ったため、HIVに感染したという経路です。まさにBSEと同じ人災ですね。簡単に取り戻せない命や自然の形態ですから、もうちょっと慎重にやって欲しいものです。遺伝子組み換え食品もなんにもなければいいですが・・・・
アルツハイマーもβ−シート構造を持つ安定なタンパク質でありプリオンによく似ているそうです。
で、このプリオンですが、脳、腸、リンパ節などに多く含まれるので肉としてよりも(珍味としての脳や、ホルモンは別ね・・・笑)漢方やカルシウム製剤、さらに化粧品のコラーゲンなど医薬品で多く使われており、特に医薬品は直接注射したりなど高濃度に濃縮されているためプリオンが大量に体内に吸収させられるおそれがあるので気を付けてください。注意するのは食品会社や国がさわいでいる食肉だけではないのです。