パーマはどういう仕組み?byバイオサイエンス

 パーマって不思議だよね。普通に寝癖直しとかやっただけじゃ髪の毛って翌日には元に戻っちゃうのに、パーマすると結構長い間元に戻らなくなっちゃう・・・実はこれ化学的な変化が起きているからあんなに長くもつらしいです。んじゃぁその仕組みを解説して行こう♪

 髪の毛ってタンパク質からできてます。タンパク質ってのはいろいろなアミノ酸が結合しておっきくなった高分子の事です。これらの中にはシステインと呼ばれるアミノ酸が含まれています。このシステインにはS、つまり硫黄が含まれています。正確には-SH基ですが・・・これがタンパク質内でHが取れて(つまり酸化されて)、もう一つのSとくっついてS-Sという結合を作ります。これをSS結合とかジスルフィド結合と言います。このように酸化してジスルフィド結合をシステイン同士で作るとシスチンとなります。これがタンパク質の形を決める大きな原因になっています(他にも疎水結合、イオン結合、水素結合などもタンパク質の形を決定する要因です)。タンパク質の形を決める・・・・髪の毛はタンパク質からできているから、タンパク質の形=髪の毛の形という事になりますよね?これで髪の毛の形が決定されるわけです。例えば・・・・

と言う感じになります。
 パーマはこのS-Sをまず還元して-SH HS-とに切り離します。これで、髪の毛を好きな形にします。この後酸化してSSに戻すのですがこのとき前と同じHS同士が結合するわけではなく、違う場所と結合するわけです。これによって髪の毛の形が変わるわけです♪だから新しい髪の毛に生えかわるまでつけた癖が直らなくなるのですね♪んまぁ・・・こんなすんごい変化させてしまうんですから・・・髪の毛や人体にはいい影響はないですね・・・汗