早老病はなぜ起きる?by生物

 早老病はなぜ起きるか?ということについて話をしていきましょう。その前に・・・・まず早老病ってなに?!ってのから始めましょうか(笑)

 早老病(早老症、ウェルナー症候群):年齢が約4倍のスピードで進行してしまう病気。生まれたばかりでは健康な人と何も変わらないが、その後急に年を取ったようになる病気。だいたい15歳くらいまでしか生きられないそうです。15×4=60なので15歳ですでに60歳くらいに見えます。身長は5歳くらいの時の身長で止まってしまうそうです。

 という病気です。なぜこのような症状がでるのか?を簡単に説明していきましょう(自分も簡単にしかわかりません・・・汗)
 この病気はDNAの複製がしにくくなって病気になります。つまり新しい細胞と古い細胞の交代がうまくいかない・・・ってことは老化が進んでしまってると言うことになります。事実この病気の人にはS期の細胞が極端に少なくなっているそうです。S期の細胞というのはDNA合成期の細胞・・・・つまり複製してる時期の細胞の事です。では・・・なぜS期の細胞が少ないのでしょうか?
 DNAは遺伝子が破壊されたら大変なので外からの力に対抗するために、2本の鎖が水素結合をして螺旋状になってしまわれています。DNAを複製するときはこの2本の鎖になっている螺旋をほどいて解読して複製します。この鎖をほどくときに水素結合を断ち切る酵素が働きます。これが働かないと水素結合が切れない=DNAが合成できないと言うことが解りますよね?これが早老病の原因となります。この酵素の事をDNAヘリカーゼといいます。この酵素の欠損によって早老病は起こるといわれています。