久しぶりの更新となったわけですが・・・いやいや、なんとか無事に二年生になれそうです(笑)んで本題なのだが、後期に無機化学�Uで軌道関数について量子的に考える授業をやったのだ。いや〜これを学ぶとすごいよ。今まで無機って結構暗記クサイ授業じゃなかった?なのに、理解が出来るから不思議(笑)って俺本題に入ってないし!!(爆)
一般にルイス構造で酸素分子を考えると「O=O」こんな感じだよね?(ケクレ構造で書いてるけど・・・・爆)原子価結合法(AO法)ではんまぁ、こんなもんなわけで・・・・通常考えている分にはじぇ〜んじぇん差し支えないのですが、液体酸素って磁石にくっつくのよ。磁性を持つっていうのは、分子の中に不対電子がないとイカンのですわ。だけど、このAO法で見ると・・・・あれ!?全部電子がペアになってますよ〜不対電子ないのに、磁性があるわけないじゃん!!!って事になっちゃうのだ。実際と異なるよね?だから、AO法では説明が不足なのよ・・・・。で、こ)こで登場するのが新しい分子の軌道を考えるという方法(MO法)を使うわけだ。これは簡単に言うと、分子の軌道は原子の軌道が重なったものですよ〜って感じで、例えば水素分子なら、水素原子は通常1sに電子を一個持ってるよね?この1s軌道をもうかたっぽの水素の1s軌道と合体させてしまうというわけ。これにより、エネルギーの高い反結合性MOとエネルギーの低い結合性MOという二つの軌道ができるわけだ(元々各水素原子に電子が2つ入る軌道が1つずつあって、それらが混ざり合って電子が2つ入る軌道をつくるから、水素分子では電子が2つ入る軌道が2つになるよね?)。んだから、結局エネルギーの低い方の軌道に水素原子の電子が入り込んで、今水素原子は2つあって、低い軌道に2つ電子が入って分子が出来ることになるよね?んで、残った高い軌道には電子は入らない。これで、結合しているわけ。ちなみに、ヘリウムは2つ電子を持ってるので、2つの原子が結合すると、4つの電子を持つわけで、エネルギーの低い軌道と高い軌道に2つずつ全て電子が入ってしまうことになるのだが、高い軌道の方は低い軌道とエネルギーを足し合わせると、少しだけ高い軌道の方がエネルギーが大きいので、プラスマイナス0とはならずに、少しだけエネルギーが原子の時より高くなってしまう。なので、ヘリウムは単原子分子という形をとって、二原子分子という形を取らない。
んで、話を酸素に戻すと・・・酸素原子は1s軌道に2つ電子。2s軌道にも2つ電子、2p軌道に4つ電子を持っている。2p軌道はx、y、z軸の3方向(三次元空間だから)に3種類存在しているので一種類につき2つ電子を収容できるから、2,2,2って感じで収容されるのだが、まず最初に一つの軌道に集中しないで、一つずつ入って行きます。1,1,1って感じでね。んで残りの電子が次に対になって入ります。2,1,1って感じで。んなので、酸素原子はこのような電子配置になるわけです。(1s、2s、2px、2py、2pz)=(2,2,2,1,1)。
でだ、ここで分子になると考えると分子軌道は10個になるはずだよね?(エネルギーの高い&低いの二つが各軌道にできあがるから)んなので、同じように電子を詰め込んで行くと・・・1sは内側の軌道なので、電子が原子核にと〜っても引き寄せられて安定してるので、結合に関与しないと考えられるので、そのまま酸素原子の1sが二つと考える。2sも同じように離れていて原子核に引き寄せられ安定してるので、そのままと考える。んで、肝心の2p軌道が結合に絡んでくるわけです。z軸上で酸素原子がくっついていると考えると、pz軌道は軸上で結合するので、σ軌道と考えられ、残り2つはπ軌道と考えられます。σ軌道の方が直線的なので、エネルギー的に低いし、高くなります。つまり絶対値が大きいということ。んで、π軌道の方はエネルギーがσに比べて絶対値が小さくなります。ここで、結合に関与する方のσ軌道には2つ電子が入って満員になり、次にエネルギーの低い結合に関与する2つのπ軌道(px、py)に電子が2つずつ入って満員。んで、次にエネルギーの低い結合に反発する2つのπ結合に残りの電子が1つずつ入るわけです。だから孤立電子を持つので常磁性なわけですね。ちと・・・難しいかな?爆