最初に

 麻薬覚醒剤などは心に作用します。脳には血液−脳関門と呼ばれる通常の物質では通れない場所があります。しかし、心の毒はこれを通過して脳幹から出て大脳(前頭葉)に達する「情」を司るA10神経と言われるドーパミン作用性神経に作用します。作用してしまいますと、聖人君子であろうが、この毒の虜になってしまいます。つまり、この毒が無くては生きていけない・・・依存という状態になります。依存には精神的依存、肉体的依存があり、精神的依存は肉体は依存しませんが、その毒がないと精神的に耐えられなくなります(怖い幻覚を見たりなど)。肉体的依存はその毒がないと肉体がおかしくなってしまう依存です(毒を摂取しないと痙攣するなど)。ヒトはある事に依存しなければ生きていけないそうです。例えば、趣味、ギャンブル、恋人・・・etc。しかし、これらの依存は直接犯罪とは結びつきにくいようです(ギャンブルは別なようですね)。ドラッグ(麻薬覚醒剤など心の毒を今後カタカナでドラッグと表記します)に依存しますと趣味などの依存と違い強烈に精神、肉体に作用しますので、人間の弱い精神ではとても耐える事ができません。そのため薬が欲しくなる→しかし法律で規制されているため高価であったりする→お金を得るために犯罪をする。といった経路を取ることが多いようです。また、A10神経は何か辛いことがあったとか良いことがあったときに、ご褒美として快感を作用するのが普通ですが、ドラッグを使えば好きこのんで達成するのが難しい良いことや、辛いこと(ランナーズハイなど)をしなくても快感を得ることができます。どんなヒトでも快感を得ることは望む所でしょう。それがドラッグを使えば得られるという少ないリスクから弱い心によって使ってしまうようです。くれぐれも使わないようにしましょう。快感自体はリスクが少ないかもしれませんが、ドラッグを使うことによって自分への、周囲への、そして人生や未来をも壊してしまう大きなリスクが潜んでいますので注意しましょう。でも、普通のヒトならやりたいと思いませんよね?そうです、とてもとても弱い心で無い限りは最初の一歩は踏み出す事はないでしょう。ただ、第一歩を踏み出してしまえばどんな強靱な心でもドラッグの前に負けてしまいます。薬物を勉強すればするほど、ドラッグに手を出すヒトは少なくなるそうです。それはどれだけ怖いかを知っているからです。これを読んで手を出さないようにしましょう。