大きさ

 ウイルスは非常に小さな生き物である。バクテリアよりさらに小さくてだいたい、20〜40nm(1mmの100分の1が動物細胞で、その動物細胞の10分の1がバクテリア、さらにその10分の1くらいがウイルスで、リボソームより少し大きいくらいの大きさである。ちなみに、その10分の1くらいがタンパク質で、さらに10分の1になると分子の大きさである。ウイルスはそうとう小さいということが解りますよね)である。この大きさは光学顕微鏡の限界を超えているのでウイルスは光学顕微鏡では観察することができない。光学顕微鏡で観察できるのはバクテリア止まりで、ウイルスは電子顕微鏡でないと観察することができない。そのうえ、バクテリアなどは素焼きのフィルターを通り抜けることはできないが、ウイルスは素焼きのフィルターすら通り抜けてしまう。このこともあり、ウイルスは長い間正体をつかむことができなかった。